日本協会が下部リーグへの自動体外式除細動器(AED)の設置促進に動きだす。小倉純二会長(72)が3日、明言した。JFL松本山雅の元日本代表DF松田直樹が倒れ意識不明になった際、AEDをチーム側も携帯しておらず、練習場にも設置されていなかった。これを受け同会長は「Jリーグのクラブには設置されているが、報告次第ではJFLなどにも指導することになる」と話した。この日の理事会で「松田の無事を祈ろう」という話になったという。Jリーグの大東チェアマンもAED設置が義務化されているJクラブに加え、その下部組織への設置も促進する意向を示した。