元日本代表DF米山篤志(34)が現役を引退することが7日、分かった。昨季限りでJ2栃木を退団。今季米国や中国のクラブで単身練習参加したが契約を勝ち取ることはできなかった。「ロングパスをピンポイントで足元に届けられなくなった」と決断。過去に所属した全クラブにあいさつも済ませた。00年にはトルシエジャパンにも招集された。名古屋ではストイコビッチ監督のもと、確かな戦術眼を生かしボランチで新境地も開拓。膝の故障に苦しみながらJ1通算244試合11得点と活躍した。今後については未定。