なでしこリーグ王者のINAC神戸と高校女子サッカーの名門・常盤木学園(宮城)によるチャリティーマッチが19日、宮城・利府町で行われた。U-20日本代表のFW京川舞(18=INAC神戸)は、母校常盤木学園の選手としてフル出場。試合は1-3で敗れたが、得意のドリブルで突破して同点ゴールをアシスト。その質の高いプレーに、INAC神戸の星川敬監督(35)が「守備の甘いところを京川にやられた。(今季から)味方になってくれて良かった」と脱帽。

 京川は、9日からのなでしこジャパン候補合宿に参加。DFラインの裏に抜け出すスピードを高く評価され、今日20日に発表されるアルガルベ杯(ポルトガル、29日開幕)のメンバーに、飛び級招集される可能性が高い。この日は佐々木則夫監督(53)が視察。京川は「(レベルが)上の選手より自分を出していきたい欲はある」。