サッカーなでしこリーグ、INAC神戸の新体制会見が24日、神戸市内で行われ、藤枝順心高から加入したFW平野里菜(18)、MF今井晴香(18)山田真帆(18)が意気込みを語った。

 スピードが武器の平野は「素晴らしい先輩たちの中でどれだけ自分が関わっていけるか楽しみ。早く試合に出て貢献したい」。高い順応力とセンスが特徴の今井は「試合に出て活躍することが目標。運動量を多くして、攻撃の起点になりたい」と話した。168センチの長身で高い技術力を兼ね備える山田も「気付かなかったことをたくさんアドバイスしてもらいたい。攻撃参加やパスが得意なので、いいところを出したい」と抱負を語った。

 3人は昨夏にINAC神戸の練習に参加し、将来性を高く評価されての入団。今日25日の練習が今季の始動で、石原監督は「すぐには無理でも、INAC神戸でやっていくことで楽しみな選手になっていくと思う」と将来的な活躍に期待を寄せた。【福岡吉央】