なでしこジャパン入りした仙台レディースDF坂井優紀(24)が、ゴールを置き土産に代表へ出発する。明日16日のなでしこリーグ杯伊賀戦(石巻)へ向け、14日の紅白戦に出場。1本目は右サイドバック、2本目はFWに入った。前日13日の代表発表直後から祝福メールも多く届いたというが「(代表入りを)電話で聞いた時、何度も確認したくらい驚いた。(佐々木監督は)いつの試合を見ていたんだろう…」と苦笑いする。

 背番号にもビックリだ。今回は負傷でメンバーを外れたMF鮫島がつけている5番に決定した。記者からの質問で知ったという坂井は「久しぶりの代表で、サメさんの番号はちょっとプレッシャーですね」と言うが、小さな番号は期待の表れ。4月の対戦でゴールを決めた伊賀に勝って弾みをつけ、一気に代表定着を狙う。