<高松宮杯U-18プレミアリーグ・イースト:青森山田高0-1東京Vユース>◇第16節◇23日◇青森山田高グラウンド

 青森山田高が東京ヴェルディユースに敗れた。チャンスにゴールを決められず、終了間際に相手にゴールを許した。勝てばリーグ残留(8位以内)が決まる試合だったが、勝ち点20のままで5位から6位に後退。アウェーの2試合を残し、リーグ残留確定は持ち越しとなった。

 黒田剛監督(44)は「勝ちに行き、点を取りに行った。その分、裏が手薄になった」と悔しがる。ゲームキャプテンのFW丹代藍人(17)は「自分たちのつなぐサッカーができなかった」と唇をかんだ。

 11年に発足したプレミアリーグは大半がJユース。高校チームで4年間残留し続けるのはイーストで青森山田、流通経大柏、ウェストで東福岡、富山一の4校だけ。5年目へ向け、負けられない戦いが続く。丹代は「今日の反省を生かして、残る2戦全力で頑張る」と前を見た。【北村宏平】