長友マシンで肉体強化だ!

 C大阪が8日、インテルミラノやACミラン、ユベントス、アーセナルなどで使用されているテクノジム社製のウエートトレーニングマシンを導入した。同社は昨年、チェゼーナに所属していた現インテルミラノDF長友を日本向けのイメージキャラクターとして起用したことでも知られており、マシンは体に負担を掛けずにトレーニングできる優れものだ。

 ウエートトレを重視するレビークルピ監督(58)の意向で、筋トレと体幹強化のために、クラブが昨年のリーグ戦3位で獲得した賞金8000万円の中から約1000万円を投入。昨年まで使用していた15台のマシンを一新し、腹筋や太もも、上腕などを鍛えるテクノジム社製の5台を中心に、17台を総入れ替えした。

 ホドウホ・フィジカルコーチは「マシンの質が上がったので、チーム全体のベースを上げていきたい」と期待。FW播戸は「今のサッカーはフィジカルも重要。いいんじゃない」と歓迎し、DF上本も「強くなってほしいというチームの思いを感じる」と話した。

 体幹強化は日本代表でも重視されており、新マシン導入は今後、チームからの代表選手輩出にも一役買ってくれそうだ。【福岡吉央】