鹿島が28日、鹿嶋市内のグラウンドで再始動した。14日ぶりの練習は20人でのスタートとなった。29日の慈善試合に出場する5人を含む9選手が不在。それでもMF本山雅志(31)は「みんな元気に集まれて、いいスタートが切れた」。MF中田、FW興梠ら6人は宮崎県内で合同自主トレ、MF野沢は茨城県内で調整した。被災した茨城・笠間市出身の野沢は「アジアのタイトルを取って、リーグ戦で優勝することが復興の証明になる」と力強く語った。アジアサッカー連盟(AFC)に延期を要望していたACL1次リーグ、アウェー水原三星(韓国)戦は予定通り4月6日開催が決定的となった。