札幌FW中山雅史(44)が2日、故郷の静岡でスタートを切った。母校藤枝東高の初蹴りに参加。GKとしてピッチに立った。「人数が足りないということで、冷やかしです」と照れ笑いだったが、ゴール前の1対1の場面で体を張ってセーブ。一方で左上に鋭いシュートを決められると「悔しい!!」と笑った。新年にふさわしいゴン流のパフォーマンスだったが「ピッチに立つ」という強い決意も漂った。
一昨年11月に両膝の手術を受けた。不安を抱えたまま昨季は4月の湘南戦にベンチ入りしたが、リーグ戦で出場機会はなかった。チームは今季J1に昇格。磐田戦で故郷に凱旋(がいせん)、古巣のヤマハスタジアムのピッチに立つ可能性もある。しかし、今年の目標を「膝の調子も含めて、普通にサッカーができればいい。(J1の)ピッチに立つためにはいろんなことが必要になってくる。自分次第。自分を成長させないと。これから徐々に高めていければ」と回復を第一に掲げた。
この日は現役部員や若い女性、子供たちからサインや写真撮影をねだられ続けた。現役部員に「頑張れよ、バシッとな、勝てよ!!」とエールを送った。そして「自分も気合が入ります」と意気込んでいた。【岩田千代巳】



