浦和レッズは12日、前日11日付の取締役会で現取締役副社長の清水稔氏(61)が7月1日付で代表取締役社長に就任することを決定し、発表した。現代表取締役社長の田口誠氏(63)は同日付で退任。取締役社長付となる。9月に開催予定の定時株主総会で取締役を退任する。

清水氏は1965年(昭40)生まれの、元アマチュア野球選手。兵庫・市立尼崎高3年時に主将の捕手として、全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)に出場した。同期にはプロ野球で長く活躍し、現ヤクルトスワローズの池山隆寛監督がいた。

自身は近畿大でも主将を務めた後、社会人の三菱重工神戸でプレー。引退後はコーチをへて2000~03年に監督を務めた。NHKの高校野球解説者や侍ジャパン女子代表のコーチも歴任。23年4月にサッカーの浦和レッドダイヤモンズ株式会社へ取締役として着任していた。

24年2月に副社長。クラブの成績が低迷し、決算も25年度は最終赤字になっていた中、田口社長と清水副社長の役員人事は4月27日の定時株主総会と臨時取締役会で、重任が発表されていたばかりだった。田口氏の退任が電撃的に決まり、清水氏に再建が託されることになった。