【ナッシュビル近郊(米国)11日(日本時間12日)】新主将を任されたDF板倉滉(29=アヤックス)が、強い覚悟を持ってW杯北中米大会を戦う日本代表をまとめていく。MF遠藤航(33=リバプール)が初戦を3日後に控える中で負傷離脱。森保監督から次のリーダーに任命され、難しい中での大役を快諾した。チームメートからの信頼は厚く、メンバーも全面サポートを約束した。
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前代未聞の危機的状況を、DF板倉が先頭に立って乗り越える。11日朝、森保監督からMF遠藤の離脱を伝えられ、その場で主将就任を打診された。直後に出発直前だった遠藤の部屋を訪問すると「みんなによろしく頼む」と託された。離脱前の遠藤と言葉をかわしたのは自分だけ。「本当に責任を持ってチームに還元していかないといけない」。ふつふつと強い覚悟がわき上がった。
ショッキングなできごとではあったが、チームが崩れたわけではない。「今日も非常に集中力が高い練習ができているし、インテンシティー(強度)もすごく高かった。心配していたけど、練習を見たらもう全然問題ない。みんなでいい準備ができた」。前主将がたくましくさせたチームを何とか踏みとどまらせ、スムーズに引き継いだ。
新主将就任は、チームメートからも歓迎されている。MF堂安が「彼はクールに見えて熱い男なので、できると思っている。何かあったら僕に一番相談してくると思うので、話しながらやっていく」と話せば、MF久保も「肩に力が入らないように、周りの選手がサポートしてあげられたら」と全力サポートを約束。頼もしい後輩だけでなく、同学年のMF鎌田も「ピッチで(キャプテンマークを)巻くだけじゃなくて、それ以外の部分でいろいろとやらないといけない仕事がたくさんあると思う。いい話し相手になれればいい」とフォローするなど、早くもチームをリブートさせる状態は整った。
「全ての責任を負いたいと思うし、先頭に立ってやっていきたい」。ピンチをチャンスに変え、今大会で「最高の景色」を目指す森保ジャパンを一気に加速させる。【永田淳】


