スタメンでもいける-。仙台MF梁勇基(30)のプレーが、言葉が頼もしい。「(スタメンでも控えからでも)両方いけるように、常に準備はしてるんで。どんな形でも出たら出たで、そこで役割を果たしたい」。右膝のケガから4月9日に全体練習合流、21日のホーム東京戦で実戦復帰と着実にステップを踏んできた。当然、次の目標はスタメン。右足の状態は100%ではなくても、自らゴーサインを出した。

 3日の鳥栖戦は後半26分から途中出場。ピンポイントクロスで決定機をつくるなど完全復活間近を印象づけた。自己採点は「判断が遅い。物足りない部分がある」と辛口だったが、手倉森監督は高評価。4日もシュート練習、ミニゲームと動きの力強さは増している。広い視野にキープ力、正確なキックはやはりチームの大きな武器になる。

 明日6日に戦う清水には、ここ2年で1分け3敗。それだけに「ホームで何とか勝ちたい」と力を込める。「ホームで」にこだわる理由はそれだけじゃない。東京戦では、試合前から“梁勇基コール”で迎えてもらった。「それに応えるプレーをして、ピッチでそういうもの(感謝の思い)を見せられるように」。強い気持ちで、梁がゴールデンウイーク最終日の1位2位対決に臨む。【亀山泰宏】