左膝のケガで離脱中の仙台MF関口訓充(26)が、6月中の復帰を視野に入れている。5月19日の名古屋戦で負傷。左膝内側側副靱帯(じんたい)損傷で全治4週間と診断され、リハビリを続けてきた。16日のホーム札幌戦から再開するリーグ戦について「(よりいい状態で復帰するために)札幌はあえて回避する」と説明。さらに6月中の復帰について聞かれ「なるべく早く、という思いはある。自分とトレーナーの間でメドは決めてある」と続けた。明言こそ避けたものの、早ければ23日のアウェー浦和戦、もしくは翌週を目指していくとみられる。

 「まだどういうシーンで痛みがあるのか(全部は)分からない」と探りながらではあるが、すでにボールを使った軽めの練習を再開している。リハビリは順調に進んでおり「1日1日、回復している実感はある」と手応えを感じている様子だ。開幕ダッシュを支えたドリブラーが戻ってくる日は近い。【亀山泰宏】