<天皇杯:FC今治2-1広島>◇8日◇2回戦◇福山

 シードのJリーグ勢が登場する2回戦21試合を各地で行い、広島が四国リーグのFC今治(愛媛)に敗れる波乱があった。

 J1で首位を争う広島が2回戦で敗退した。開始直後に先制され、後半30分にFKから佐藤が左足でシュートを決めてようやく追いついたが、同42分に勝ち越し点を奪われた。相手の3倍以上の14本のシュートを放ったが、ゴールが2度オフサイドで“幻”となり、敗れた。試合後、森保一監督(44)は「言い訳のできない結果になってしまった」と落胆した。一方、金星を挙げたFC今治の木村監督は「最後まで頑張った」と選手の大健闘をたたえた。