サポーターの声に社員全員で耳を傾ける。札幌は今日14日、札幌ドーム内会議室で「サポーターズ

 ミーティング」を開催する。同集会にはクラブ幹部だけでなく、全社員が出席することが13日、決まった。J2降格を受け、クラブの来季へ向けた方針を説明。サポーターからの質疑応対の一部始終を社員全員が聞き、来季以降のクラブ運営の参考にする。

 一丸で窮地に立ち向かう姿勢を打ち出す。クラブ関係者は「支えてくれているのはサポーター。その声をあらためて全員で受け止めることが大事」と話した。当初は矢萩竹美社長(62)、三上大勝強化部長(41)の2人が対応する予定だったが、変更。土曜、日曜日が休みの社員も返上して参加する。イベント業務などで外出している社員を除く、全員が支援者の生の声を聞く。

 三上強化部長は「まず、こちらの考えを発信し、今までの経過を見てきたサポーターの声をより多く拾い上げたい。3割がクラブから、7割は意見を聞く時間にしたい」と話した。クラブ主催で行う自由参加型の大規模なサポーター集会は初めて。互いに心の内をさらけ出し、新アイデア発掘につなげる。