仙台MFサッコーニ(25)の今季限りでの退団が11月30日、決定的となった。この日の練習後に円陣の中であいさつし、手倉森誠監督(45)と握手を交わした。今季ブラジルのパルメイラスから加入したが、戦術面での適応に苦しんでリーグ戦1試合、わずか3分間の出場にとどまっていた。同監督は「オレの方からも『(能力を)生かし切れなくて申し訳なかった』と話した。初めての海外で、彼にとってはいい経験になったと思う」とエール。報道陣にも「アリガトウ」と流ちょうな日本語であいさつした助っ人は、来週にもブラジルへ帰国する見込みとなっている。