浦和DF槙野智章(25)が、親友の北朝鮮代表FW鄭大世へ成長ぶりをアピールした。鹿児島・指宿で鄭の所属する水原三星(韓国)に2-1で逆転勝ち。試合前の握手時に鄭から愛情のこもったひざ蹴りをもらった槙野は、試合中は逆に競り合いでうまく体をあずけて鄭のバランスを崩すなど駆け引きを見せた。槙野は「ドイツで同じチーム(ケルン)で戦った仲ですから。これからも切磋琢磨(せっさたくま)していければ」。鄭も「(両クラブが出場する)ACLの決勝トーナメントで戦いたい」と話した。