<J1:浦和0-1清水>◇第8節◇27日◇埼玉

 清水FWバレーが公式戦3戦連続のゴールで、チームを勝利に導いた。後半19分、縦パスに抜け出すと、浦和DF森脇をなぎ倒して右足で冷静に流し込んだ。貴重な決勝点となったが「難しい試合の中で点を取れたことは良かったけど、今日の勝利は守備陣のおかげ」。自身の活躍よりも、4倍となるシュート12本を浴びながらも無失点に抑えたチームメートをたたえた。これで今季初得点した鳥栖戦以降、公式戦5戦4発と完全に覚醒した。それでもJ通算231試合115得点をたたき出す点取り屋は「目標を達成したわけでもないし、スタートラインに立っただけ」と、さらなる活躍を誓った。