<J2:横浜FC4-0磐田>◇第23節◇26日◇ニッパ球

 磐田は18位の横浜FCに敗れた。今季ワーストの4失点で今季初の連敗。前半にサイドを崩され、後半には最終ラインの裏をつかれ、セットプレーでも2失点。シャムスカ監督(48)は「守備面であまりにももろさが出た。エリア内でボールに対する寄せの甘さが出ている。守備を再構築しないと」と課題を口にした。

 FW前田遼一(32)DF伊野波雅彦(28)が欠場の中、連敗を避けようと序盤から積極的に前に出た。だが、クロスを上げてもエリア内の人数が乏しく、逆に高い位置でのパスミスからカウンターを食らった。DF駒野友一(32)は「連敗は悔しいしやってはいけないこと」と振り返り「マークの受け渡しを含め、どういうサッカーをするのか話し合って徹底するしかない」と前を向いた。連敗で「5節で勝ち点10」のミニ目標も逃したが、指揮官は「今は苦しい状況だが、守備を再構築すればいい結果が出る。ぶれずにやっていく」と話した。【岩田千代巳】