C大阪は10日、日本代表MF山口蛍(23)が右膝外側半月板損傷で全治6週間と診断されたと発表した。前日9日東京戦で相手と接触。後半26分に途中交代し、大阪市内の病院に直行していた。これでアギーレ新監督率いる日本代表の9月5日ウルグアイ戦、9日ベネズエラ戦でのメンバー入りも絶望的。復帰後の状態次第では、10月のジャマイカ、ブラジルとの2連戦でも招集を見送られる可能性もありそうだ。

 山口は、ボランチ出身のアギーレ監督が就任し「同じポジションだったから見てもらえると思う。闘将と言われていた人だし、選ばれたらリーダーシップを学びたい」と、W杯に続いて代表入りに意欲を見せていた。今季はC大阪の主将として開幕戦からフル出場を続けてきただけに、現在は降格圏の15位と低迷するチームにとって大きな痛手だ。