明日20日にG大阪対C大阪の大阪ダービーが万博で行われる。5位G大阪はMF遠藤保仁(34)、DF今野泰幸(31)の元日本代表コンビがC大阪攻撃陣を封じ、11年以来5試合ぶりの白星を狙う。

 G大阪のW杯日本代表コンビが、宿敵に力の差を見せつける。18日は完全非公開で調整。右肩と右足甲の打撲で一時離脱していたMF遠藤が練習に合流し、MF今野とのダブルボランチでの強行先発が濃厚になった。遠藤は「相手は若い選手が貢献している。流れを断ち切りながらやる」。今野も「絶対に負けられない相手だし、気合が入っています。何が何でも走り勝つ」と言い切った。

 W杯中断後、7勝1分け1敗で5位に急浮上したチームは、2戦連続の完封勝利中だ。それでも慢心はなく、ライバルの要注意人物に19歳南野を指名。今野は「間違いなく警戒しなくてはいけない1人。激しい試合になる」。遠藤も「フリーにさせたくない。ポジショニングでミスをしないようにする」と気を引き締めた。J屈指の実力を持つ遠藤&今野のベテランコンビが、セレッソの若手に一泡吹かせる。