41歳を「良い年」にする。仙台の渡辺晋監督が10日、41度目の誕生日を迎えた。練習前に報道陣から用意された似顔絵入りケーキとバースデーソングで祝福され「恥ずかしいな」と照れ笑い。「今日を区切りに、良(4)い(1)年にしたい」と手倉森元監督(現U-21日本代表)譲り?

 のダジャレも披露した。

 誕生日のサプライズは、まだあった。取材中に偶然通りかかったDF村上が、ケーキを監督の口に入れてお祝い。約1時間半の練習後には、居残り組の選手からウオーターシャワーで手荒く祝福された。指揮官は「去年はS級ライセンスの講習中だった。1年後に監督として祝ってもらえるとは想像もしていなかった」と笑顔を見せた。今季途中から率いた監督1年目も終盤に突入。前節東京戦の勝利で得た勢いを、さらに加速させる。【鹿野雄太】