人類史上最速スプリンターのウサイン・ボルト(30=ジャマイカ)が再び「マンチェスターU愛」をアピールした。

 ボルトは米ニューヨークでフェイスブックの生中継に登場。これまで何度もマンU愛を口にしてきたが、あらためて「もし大好きなマンUに入れるのであれば、今すぐそうするよ。今すぐ陸上を引退して、サッカーを始める。それほどマンUでプレーしたいんだ。それが夢なんだ」と力説した。

 ボルトは陸上を本格的に始めるまではサッカー少年だった。数あるチームの中でもマンUの大ファン。09年には練習場へおもむき、ロナルド(現Rマドリード)やルーニーら選手たちに走り方の指導も行った。

 12年には9秒58の100メートル世界記録をたたえられ、マンUから背番958の記念ユニホームを贈られたこともある。

 ボルトはリオ五輪で100メートル、200メートル、400メートルリレーで金メダルを獲得。3大会連続3冠という偉業を達成した。日本のファンの間では東京五輪まで現役を続行してほしいという声もあるが、17年世界選手権後に引退するというのが既定路線だ。

 さらにマンU入団となれば、あと1年の陸上人生を短縮したとしても、何の後悔もないだろう。

 米ヤフーはそんなボルトのサッカーの実力がどれほどのものか、過去の映像をもとに推測する記事を掲載している。

 映像を見るかぎり、リフティングなどのテクニックは「ほぼ素人」としてはまあまあ。利き足は左で、ヤフーは「左利きというのは強みだ」としている。

 だが、かつてプレーした6対6のミニゲームではほとんどボールに触れずに終わっている。

 ヤフーは23日記事の締めくくりとして「ボルトは来年、世界王者になるだろう。マンUや他のどのクラブでもプレーすることはないだろうから」と記している。

 【千葉修宏】(ニッカンスポーツ・コム/サッカーコラム「海外サッカーよもやま話」)