今季バルセロナからアーセナルへ移籍し、すでにプレミアリーグ3位の8ゴールを挙げているチリ代表FWアレクシス・サンチェス(25)が、疲労困憊(こんぱい)でつぶれる可能性があるという。英メトロ紙(電子版)が、チリメディアの情報をもとに報じた。

 もともとプレミアリーグは試合数が多いことで有名。リーグ戦に加え、FA杯、リーグ杯と2つのカップ戦があり、アーセナルは欧州チャンピオンズリーグも戦っている。年末年始も休まず試合で、12月21日のリバプール戦から、来年1月1日に行われるサウサンプトン戦まで、12日間で4試合を戦う強行軍も控えている。

 これに代表での活動が加われば必然的に疲労がたまり、開幕当初に大活躍した選手が、シーズンが進むにつれて尻すぼみになっていくのは、よくある話だ。だが、サンチェスがつぶれそうな理由は、過密スケジュールだけではないという。

 メトロ紙によると、サンチェスの「ゴージャスすぎる彼女」、ライア・グラッシさんからの「愛の要求」が激しすぎて、サンチェスの体力を奪っているという。ピッチでは「いつも全力」がモットーの同FWだが、自宅に帰っても手を抜くことは許されない。ライアさんから「もっと、もっと」と求められ、アレの回数が多すぎて休まる暇がないというのだ。

 ただ、スペイン人アートディレクターのライアさんは、インスタグラムの写真を見ても分かるように、すこぶる美人。私のような、うだつの上がらないサラリーマンからすれば、ちょっとだけうらやましい気もしてくるのは、致し方ないところだ。

 ともかく、現時点ではサンチェスに疲労の色はそれほど見えない。1-2で敗れた22日のマンチェスターU戦でも得点こそなかったものの、オクスレードチェンバレンとともに相手の脅威となっていた。英デーリーメール紙の採点でも6・5点とまずまずの評価だった。

 プロスポーツ選手の夫人や恋人は、選手本人の活躍いかんで「あげまん」「さげまん」などと、周囲から勝手に評価される傾向にある。サンチェスも、愛する恋人が「さげまん」よばわりされないために、活躍し続ける必要がある。