マンチェスターUのOBであるポール・スコールズ氏(40)は、イングランド代表MFラヒーム・スターリング(20)がリバプールとの契約交渉を滞らせている理由が理解できないようだ。

 英インディペンデント紙(電子版)が伝えた。

 リバプールと17年6月までの契約を結んでいるスターリングは、同クラブから提示されている週給10万ポンド(約1770万円)とも言われる新契約を含む契約延長のオファーについて、「お金の問題じゃない。選手として向上するために何が必要なのか、考える時間が欲しい」と話し、シーズン終了まで交渉を行わない意向を示している。

 しかしスコールズ氏は、スターリングがリバプールとの新契約に合意していない現状について「リバプールはスターリングにとってすべてが最高だと言える。なのに、なぜ去る必要があるんだ? リバプールには彼をユースから引き上げ、彼をサポートするチームを作り上げた監督がいる。毎週プレーしているし、彼の年齢で他に何が必要だというんだ?」と主張。スターリングにとってリバプールが最も適したクラブだとの見解を示している。【超ワールドサッカー】