ユベントス(イタリア)がアウェーで昨季王者のRマドリード(スペイン)と1-1で引き分け、2試合合計3-2で12季ぶりの決勝進出を決めた。6月6日にドイツ・ベルリンで行われる決勝で、5度目の優勝を狙うバルセロナ(スペイン)と対戦する。

 決勝戦は因縁の対決となった。昨年のW杯ブラジル大会で、ウルグアイ代表FWスアレス(バルセロナ)がイタリア代表DFキエリーニ(ユベントス)にかみつき、4カ月の出場停止処分を受けた。スアレスはリバプール時代にも、当時マンチェスターCに在籍したDFエブラ(ユベントス)に人種差別的発言をしたとして8試合の出場停止。処分明けの対戦では、試合前に握手を求めてきたエブラの行為に応じなかった。