ドルトムントの日本代表MF香川真司(26)が2部パーダーボルンとの2回戦で公式戦8試合ぶりのゴールを決めた。後半18分までプレーし、大勝での16強進出に貢献した。FW大迫勇也(25)とMF長沢和輝(23)のケルンがブレーメンに0-1、DF内田篤人(27)のシャルケはボルシアMGに0-2で敗れた。長沢はフル出場、大迫は後半途中までプレーし、内田はベンチ外だった。

 4-3-3の左MFでプレーした香川が、華麗な足技で9月20日のブンデスリーガ・レーバークーゼン戦以来となるゴールを決めた。2-1の前半43分。左サイドからペナルティーエリア内に進入。パスを受けると、DF2人をかわし、最後はGKをあざ笑うかのような左足チップキックのシュートを決めた。「その前に2本くらいチャンスを外してたんで、どうしても決めたかった。すごくタイミング良く前に入れている」と笑顔をみせた。(ドルトムント=鈴木智貴通信員)