日本代表MF清武弘嗣(26)がキリン杯終了後にも、移籍の有力候補に挙がっているスペインの強豪セビリアと本格交渉に入る可能性が高まった。所属のハノーバーがドイツ2部に降格したことで、セビリア側は4年契約を提示する準備を進めている。4日、豊田市内で調整した清武は移籍について「まだハノーバーとの契約が残っていますから。代表が終わってからですね」と話すに止めた。

 スペインでは現地紙エスタディオ・デポルティーボが4日付で、ハノーバーの強化担当者が慰留する方針を示す一方で「移籍を希望するなら交渉の席につく」とのコメントを掲載した。