MF香川真司が所属するドルトムントはアウェーでウォルフスブルクに5-1で圧勝し、公式戦3連勝とした。

 前半4分にDFゲレイロが左足シュートを決めて先制すると、同17分にはFWオバメヤンがペナルティーエリア左からファーのサイドネットを揺らして2点目。後半8分に1点差に迫られたが、同13分、カウンターからMFカストロのラストパスをFWデンベレが右足で無人のゴールに流し込んで再びリードを広げた。さらに同17分、カストロの右からの折り返しにオバメヤンが左足を合わせ、同28分には左CKからDFピシュチェクがヘディングシュートを決めてダメ押しした。

 香川はベンチ入りしたが声はかからず、チームは公式戦ここ3試合で17得点と大爆発したが出場機会は17日のダルムシュタット戦の18分間だけに終わっている。

 この日は左MFで先発したゲレイロが1ゴール2アシストを挙げた。香川は「左サイド全般のポジションをできるということを証明しつつある。すごく良い選手で結果も残しているので、現状では俺を使いづらい状況。今は我慢。良い競争なんじゃないですかね。シーズンはまだ長いので、ここからどう巻き返すかじゃないかと思う」と前を向いた。

 ドルトムントは3勝1敗の勝ち点9で暫定首位。同じ勝ち点9のBミュンヘンとヘルタは21日にミュンヘンで直接対決する。