MF小林祐希が所属するヘーレンフェインが、2部のアイントホーフェンを2-1で下し、16強進出を決めた。

 ヘーレンフェインは前半20分、右CKのサインプレーからMFナムリがペナルティーエリア外から左足シュートを決めて先制し、同30分には右サイドからのクロスをファーサイドでFWグーチャネジハドがダイビングヘッドで決め2点をリード。同34分に1点差に迫られたが、後半にスコアの動きはなく逃げきった。

 小林は疲労を考慮されてベンチスタートだったが、後半30分から左のインサイドハーフで出場。押され気味だったチームに流れを取り戻して存在感を示し、逃げ切り勝ちに貢献した。

 小林は「難しいゲームになったからこそ、落ち着きとか、祐希が持てば状況が変わるとかラクになるというのを見せるチャンスだった。(自分が出るまで)セカンドボールを拾えてなかったのを、俺が拾って出来るだけ前に、逆サイドへというのを意識して、落ち着かせようと思ってやりました」と話した。

 3回戦ではアマチュアのアイセルメール・フォーゲルスと対戦する。