日本代表DF酒井高徳(25)が、所属するハンブルガーSVの新主将に指名された。4大リーグ(ブンデス、イングランド、スペイン、セリエA)で日本人が主将になるのは初。酒井高は「大変光栄なこと。信頼に応えるために全力を尽くします」と意気込んだ。

 酒井高は今季リーグ戦全10試合に出場している。序盤戦はサイドバックとしてプレーも、直近のリーグ戦2試合ではボランチとして不振のチームの中、主力として出続けている。ギズドル監督は「チームに新たな文化を吹き込みたかった。現在の状況で我々が必要としているものをすべて体現してくれている」と、最下位のチームを救うキーマンに指名した。

 酒井高は「チームを大きく変えようと考えてないし、その必要もないと思っている。チームのポジティブな雰囲気をもたらせたい」とコメント。チームの1部残留へと導くつもりだ。