Bミュンヘンのカールハインツ・ルンメニゲ代表取締役が、21日ぶりの首位返り咲きを“アシスト”したインゴルシュタットのマリク・バルプルギス監督に、バイエルン州名物の白ソーセージ「バイスブルスト」と白ビールを届ける意向だと11日のドイツ紙ビルトが報じた。Bミュンヘンは10日、ホームでウォルフスブルクに5-0で快勝した。同時間帯で、インゴルシュタットが前節まで首位のライプチヒに1-0で勝ち、今季初黒星をつけた。結果、Bミュンヘンは勝ち点33でライプチヒと並び、得失点差で8上回り首位に立った。

 ミュンヘンとインゴルシュタットは、わずか71キロしか離れていない隣町だ。ルンメニゲ氏は「我々にとってすばらしい日になった。このような隣人には文句が言いようがない。彼らにはバイスブルストと白ビールを届ける。遠くから我々の方を向いて、一緒に乾杯ができるだろう」と喜んだ。

 一方、バルプルギス監督は「オファーをうれしく思う。これまでバイスブルストを食べたことがなかったので、この機会に食べられるね」と喜んだ。(中野吉之伴通信員)