ブンデスリーガで21日、フランクフルトとドルトムントは2-2で引き分けた。22日の独紙ビルトは「スペクタクルな試合」と高く評価し、以下のように伝えた。

 シュート数はフランクフルトの15本対ドルトムントの20本。ペナルティーエリア内からだと9対13。スコアは2-2。フランクフルトとドルトムント、このスペクタクルな試合をありがとう!

 0-2から追い上げて引き分けに持ち込んだフランクフルトの方がドルトムントよりも明らかに満足はしているだろう。ケビンプリンス・ボアテングは「チームがどのようにファイトしたかは素晴らしかった。どんなサッカーファンにとっても素晴らしい試合だったことだろう。すべてが詰まっていた」と話した。代表取締役のフレディ・ボビッチ氏は「攻撃的な素晴らしいブンデスリーガの試合だった」とした。

 ドルトムントはシャヒンとフィリップのゴールで2点のリードを奪ったが、ロングボールに問題を抱えていた。この日、ペーター・ボス監督はバイグルとスボティッチをセンターバックで起用。久しぶりの出場となったスボティッチは好プレーを披露し「消防隊員みたいだね。必要とされる時、僕はいるよ」とコメントした。

 最初の失点はGKのミスから。そこまで素晴らしいプレーを見せていたビュルキがラベッチを倒してしまいPK。その4分後にはあっさりと崩されて同点に追いつかれた。ドルトムントはビックチャンスをものにできず、勝ち越し点を奪えなかった。

 ボス監督は「2-0とリードしていればその試合は勝たなければならない。イメージしていたサッカーができなかった」と振り返っていた。