90年W杯でイタリア代表の救世主として得点王に輝いたサルバトーレ・スキラッチ氏(45=元磐田)が、本格的な俳優デビューを果たすことになった。29日付イタリア各紙が報じた。テレビドラマ「マフィア捜査官」で、マフィアのボス役を演じる。過去に映画出演はあるが、役者として本格的な活動をするのは今回が初めて。来週からの撮影を前に「私の好きな俳優はデニーロだ。私は本来おとなしい性格だが、カメラの前では変わる。演技するのはゴールを入れるように難しい」などと話した。なお、ストーリーの最後には死ぬという。

 [2010年9月29日21時20分]ソーシャルブックマーク