日本代表MF香川真司(23)の所属するドルトムントは、ホームで行われた今季最終戦フライブルク戦に4-0で勝ち、約8万人のファンの前でマイスターシャーレ(優勝皿)を掲げた。だが興奮したゴール裏の2万5000人を、わずか500人の整理員だけで制御することは不可能で、ピッチ内への侵入を許してしまった。ファンはグラウンドの芝をはがして持ち帰り、ゴールポストを壊して大暴れ。その結果、グラウンドの芝は総張り替え、ゴールも新調しなければならなくなった。ビルト紙によると、クラブの被害総額は20万ユーロ(約2100万円)で、これにはクロップ監督も「ほかに何か出来なかったのかと思うと残念」と苦言を呈していたという。