マンチェスターCからACミランに移籍したイタリア代表FWマリオ・バロテリ(22)が、行く先々でたくさんのミランサポーターが集まり、大歓迎を受けたと、31日付の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトが報じた。30日にミラノに到着した同選手は、メディカルチェックを受けた後、アレグリ監督、ガリアーニ副会長と夕食をとったレストランの前に300人以上のファンが集まっていた。同選手は「前からミランでプレーしたかった。でも、いつかはここにこれると感じていた。この重要な選択が自分にとってもミランにとってもいいものであってほしい」と話した。

 以前に「彼は腐ったリンゴ」と発言したベルルスコーニ会長は「彼は腐ったリンゴではない」と意見を変えた。また、インテルミラノのモラッティ会長に「ベルルスコーニ会長にとっていろいろな意味でバロテリ獲得は役に立つ」と2月に行われる総選挙についてコメントされたが、「彼の獲得は真の獲得で、選挙のためではない」と反論した。