FIFAのブラッター会長が、各国リーグでの外国籍選手の先発数を5人までに制限する案を推進する意向を示した。欧州連合(EU)からは「労働者の域内移動の自由」に抵触すると指摘されているが、同会長は「契約人数ではなく、先発数を制限するだけ。法令違反にはならない」との見解だ。また、ブラジル人選手が別の国で国籍を取得し、代表入りしている現状にも懸念を示し、規制強化に乗り出す構えだ。