今季限りでトリノを退団するFW大黒将志(28)が21日、イタリア残留への思いを語った。「基本的にこっちでやりたいという部分がある。代理人がいろいろ動いてくれている。移籍金がゼロになるし、可能性も広がると思う」と話した。故障などもあって公式戦4試合無得点と不完全燃焼の1年だったが、「どこがセリエAに上がってくるかも見極める必要がある」と2部リーグのセリエBの結果も判断材料に、オファーを待つつもりだ。(波平千種通信員)