国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長は29日、日本が招致を検討しているW杯の2018年大会と、その次の22年大会の両開催国を同時決定する案を10月の次回理事会に諮る意向を明らかにした。11年の理事会で開催国が決まる18年大会には、既にイングランド、中国など8カ国以上が招致の意向を示している。一度に2大会の開催国を募ることで、立候補を分散させる狙いがあるとみられる。日本協会の小倉純二副会長は「そう(同時決定)なったら考えなければ」と、招致を22年大会に変更する可能性も示唆した。