<ブンデスリーガ:レバークーゼン3-2ボーフム>◇27日◇ボーフム

 ボーフムMF小野伸二が27日、悔しい29歳のバースデーを迎えた。ホームのレバークーゼン戦で開幕戦(8月16日対カールスルーエ)以来、今季2度目の先発ピッチにトップ下として出場。しかし、前半37分にGKとの1対1を決め切れないなど、絶好機を生かせず。逆にチームは失点を重ね、0-3と一方的な展開となった後半33分に、途中交代を命じられた。

 しかも小野がベンチに下がるや、チームは息を吹き返したかのように2点を返し、チームは1点差まで迫った。終わってみれば2-3の惜敗だったが、29歳のメモリアル弾が期待された小野は、シュート3本が空砲と散々の出来。周囲との呼吸も合わず、何とも悔しい一日となってしまった。(西村友通信員)