【バルセロナ(スペイン)12日=塩畑大輔】エスパニョールMF中村俊輔(31)が、ピッチ外でもVIP待遇を準備された。クラブのラファエル・ラモス広報部長が、地中海を望むガラス張りの超高級マンションへの居住を中村に提案する考えを明かした。さらに本人だけでなく家族に対しても、スペイン語の専属家庭教師を準備する。さらに夫人がスペインに到着するまでの間、専属シェフをつけるなどのプランまで浮上。期待の司令塔に、100%の力を発揮できる環境を整える。

 「彼には全面ガラス張りで、オーシャンビューの高層マンションを勧めようと思う」と同広報部長。バルセロナ市内の一等地に中村の拠点を準備する。市内にも徒歩で行け、120平方メートルの同じようなマンションの家賃は日本円で月50万~60万円という。郊外の山の手にも第2候補の住居をリストアップする念の入れようだ。さらに「スペイン語の家庭教師もいつでも準備できる。夫人や子供さんも希望されれば、それぞれ専属の教師を準備してもいい」と話した。

 また他のクラブ関係者は、現在単身赴任中の中村に対して、専属シェフがあてがわれる可能性も示唆。中村はセルティック時代も、試合の2日前からは外食を避け、夫人の協力で納豆や焼き魚と白米という純日本食をとってきた。そんな習慣にも配慮して、本人が望む配膳(はいぜん)が可能な環境を整えるという。

 13日の入団会見も、完成直後の新本拠地コルネジャーのピッチに、他のどの選手よりも早く踏み入れるVIP会見となる。スペイン大使館の関係者も会見に出向いて異例の歓迎をする予定。完ぺきに整えられた環境で、中村が新しいユニホーム姿を披露する。

 [2009年7月13日8時18分

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