【バルセロナ(スペイン)18日=山本孔一通信員】エスパニョールMF中村俊輔(31)が、19日(日本時間20日)のデポルティボ戦遠征メンバーから外れた。18日の練習も前日までと同様に、5日親善試合オランダ戦で痛めた左足首のリハビリと治療に充てる別メニュー調整。本人は「さほど腫れもない。良くなってきている」と回復の手ごたえも得ていたが、ポチェッティーノ監督は「ナカは重要な選手だが、彼の穴をカバーできる選手もいる」と大事をとって欠場させることを決めた。

 複数のケガを抱えつつ、強行出場を続けてきた中村にとって、約1年ぶりの負傷ベンチ外だ。セルティック時代の昨季終盤は、股(こ)関節痛に苦しみながらも、ハーフタイムに痛み止めの注射を打ち、逆転優勝のためにプレーし続けた。12日のRマドリード戦でも、前半のみで退いたが、テーピングで痛む左足首を固めて強行出場。だが今回は指揮官の要望もあり「選手だからケガをすることはある。頑張るところは頑張るけど、無理なところは無理しない」と割り切った。

 「次の試合に向け、頑張って調整したい」と中村。今後は23日にマラガ戦、27日にヘレス戦と、日を置かずにホーム2連戦を迎える。開幕2連敗中のチームにとって、勝ち点をまとめて取り返すチャンスだけに、中村の攻撃力に寄せられる期待は大きい。カタラ・フィジカルコーチは「ナカは次の試合ではプレーできる」と話し、同じく遠征メンバー外のMFデラペーニャ、FWタムードとともに、本拠地バルセロナでの調整メニューを中村に預けた。

 [2009年9月19日8時23分

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