<セリエA:ローマ4-0インテルミラノ>◇5日◇ローマ

 日本代表DF長友佑都(25)が所属するインテルミラノが、アウェーでローマに惨敗した。前半13分にFWトッティのCKからDFフアンにヘディングゴールを許すと、その後もFWボリーニに2点を献上するなど、良いところなく終わった。

 左サイドバックとしてリーグ戦4戦連続フル出場となった長友だったが、目立った活躍はできなかった。それどころかチームは4-4で引き分けた1日のパレルモ戦に続く4失点。カップ戦を含めて4戦連続勝利なしとなってしまった。長友は試合後「なかなか(戦い方が)はまらなかった。素晴らしい経験ができたと思う」と言葉少な。翌6日付イタリア各紙は4・5~5点の低評価で、4・5点をつけたラ・レプブリカ紙は「相手選手の誰も止めることができず、走り上がるも結果が伴わない」と酷評した。(波平千種通信員)