ブンデスリーガのホッフェンハイムは23日(現地時間)、五輪代表候補のMF宇佐美貴史(20)の今夏加入が決まったと公式サイトで発表した。G大阪からの1年間の期限付き移籍で、来夏に完全移籍できるオプション付きという。独紙ビルトは期限付きの移籍金30万ユーロ(約3000万円)、1年後に完全移籍する場合の移籍金300万ユーロ(約3億円)と報じている。

 宇佐美は24日の練習後に「監督が2列目でのプレーを評価してくれたのが決め手になったし、クラブとしての野心を感じた」と理由を説明。「1年間たまっていたものを出したい。やれる自信はある」と胸を張った。この日の練習では積極的にシュートを放ち、25日のオランダ戦に備えた。