【フランクフルト(ドイツ)27日=高橋悟史】ブンデスリーガのニュルンベルクに所属する日本代表MF清武弘嗣(23)が、28日であと500日と迫ったW杯ブラジル大会開幕に向け、気持ちを新たにした。ブンデスリーガの日本語ウェブサイト開設会見に出席。データなどをふんだんに使ったウェブサイトを前に、ドイツでの飛躍を誓った。
W杯まで500日、清武は落ち着いた表情で語った。「リーグでの数字は10ゴール、10アシストが目標。まずはそこ。代表の試合では、今年はコンフェデもある。毎年、前年をこえることを目標にしている。いつも成長していたい」。今季は開幕戦からスタメンに名を連ねた。9月には移籍後初得点を含む1ゴール2アシストと鮮烈な活躍。だが当時のヘッキング監督からは「お前のチームではない」とくぎを刺された。ドイツでやれる手応えとともに、長いリーグ戦を乗り切るために一喜一憂しないことの大切さを痛感した。
この日は新しいブンデスリーガの日本語サイトの会見に出席。ゴールやアシストだけでなく、走行距離のランキングまで見られるサイトを見やり「参考になる。右足で決めることが多いので、ヘディングや左足で決めることも意識して頑張る」。現在、ドイツで活躍する日本人選手の象徴として会見に招待されたが「まだまだ、ドイツでは(香川)真司くんが有名。そういう印象を徐々に変えていきたい」と飛躍を誓った。
前日はフランクフルト-ホッフェンハイム戦を生で観戦した。移籍後、会場に足を運ぶのは初めてだった。到着が遅れて「乾くんのアシストが見られなかったのは残念」と振り返ったが、同じ日本人の活躍に刺激を受けた。リーグでの当面の目標は「残留。降格争いから脱出すれば違う目標が見える。個人的には激しい当たりの中で、何が出来るか毎試合考えながらプレーしている」。リーグ戦再開後、初戦は途中出場、25日はフル出場もドルトムント相手に3失点。目立った活躍は出来ていないが、清武の軸がぶれることはない。

