元日本代表FW中山雅史氏(46=本紙評論家)が24日、司会を務めるテレビ朝日系列「キリトルTV」(4月4日午後11時15分放送、一部地域除く)で、本田圭佑(27=ACミラン)とMF遠藤保仁(34)のFK場面の読唇(どくしん)術などの収録後、ラツィオ戦でスタメン復帰するも、後半9分に早々と途中交代した本田について言及した。

 「本田選手が試合で出場機会の場が少なくなるようなら、練習の中でやるしかない。香川選手もそう。W杯まで普段からどう高めていくか。無観客試合(浦和-清水戦)と似ていると思う。あの試合を見たけど、ファンの人から盛り上げてもらっていることを、分からされた試合だった」。

 応援も歓声もない中、自ら緊張感を持って臨む難しさは、練習も無観客試合も共通している。その中で奮い立たせる重要性を説いた。「難しいと思う。でも意識して日々やれるかどうかなんじゃないかな」と中山氏。W杯まで限られた時間の中でやっていくしかない。