20日に大阪のメインストリート「御堂筋」で繰り広げられる「御堂筋オータムパーティー2016(御堂筋ランウェイ)」で、リオ五輪陸上男子400メートルリレーで実際に使われた“銀メダルのバトン”を用いたパフォーマンスが行われることになり、16日、大阪府などが発表した。

 同イベントには、銀メダルを獲得したリレーメンバーの山県亮太、飯塚翔太、桐生祥秀ら3選手の“出場”が決まっており、ここに北京五輪(同種目)の銅メダリスト、朝原宣治氏も参戦し、4人でのリレー・パフォーマンスが決まっていた。

 この日、そのパフォーマンスでリオ五輪時に使用した本物のバトンを登場させることが発表され、大阪府などは「選手には、このリレーバトンを使って、日本にメダルをもたらした素晴らしいバトンパスを披露していただきます」とコメントしている。

 同イベントは大阪の魅力を国内外にアピールすることを目的に、橋下徹前大阪市長や、松井一郎大阪府知事らが提案。御堂筋のイルミネーションや、エンターテインメント性を追求し、近年は毎年、趣向を凝らして開催されており、今年から吉本興業も制作に携わっている。

 また、同イベントの開催に先立ち、18日午前10時から、大阪市中央区の大阪府公館で、リレー・バトンを一般公開することも決まった。1日限定で午後5時まで。