来秋(9~10月)のアジア大会(仁川=韓国)代表選考会を兼ねた第67回福岡国際マラソン(平和台陸上競技場発着の42・195キロ=日刊スポーツ新聞社後援)は、12月1日午後0時10分にスタートする。レースを翌日に控えた11月30日、各選手は福岡市内のホテル周辺で最終調整した。

 ほとんどの選手が朝の6~7時に始動する中、公務員ランナーの川内優輝(26=埼玉県庁)は、ここでも独自路線。午後0時50分にホテルのロビーに姿を見せ、大濠公園に向かい走りだした。1時間以上が過ぎた同2時すぎにホテルへ戻った川内は「(状態は)普通ですね」などと、大きなレース前日にしては珍しくリラックスムードで、立ち止まって報道陣に対応した。

 思わせぶりだったのは、今大会の前日に必ず行うという恒例の散髪。「どんな髪形になるか、明日のお楽しみですよ」とニンマリ。「丸刈りにしては」の突っ込みには「(昨年の東京マラソン後に丸刈りにして以降)マラソンは3連勝しましたからね~」と、験担ぎの乗り出す構えも?

 スタート前に、まずは川内の髪形に注目だ。