<陸上:青木半治杯2014国際千葉駅伝>◇24日◇千葉県総合スポーツセンター陸上競技場発着◇6区間(男女各3区間)42・195キロ

 国際千葉駅伝は11カ国13チームが参加して行われ、日本が2時間5分53秒で5年ぶり3度目の優勝を果たした。双子の謙太(駒大)紘太(城西大)の村山兄弟を擁する日本は、6区のアンカー萩原歩美(ユニクロ)が、4連覇を狙うケニアとの8秒差を逆転した。

 村山兄弟は優勝にも不満顔だ。1区(5キロ)の兄謙太は3キロ付近から遅れ先頭と12秒差の区間8位。箱根駅伝への調整途中で「力は出し切ったけど長い距離しか練習してないから久しぶりのスピードレースは…」とガックリ。箱根で1区か2区の日本人最高記録を狙う弟紘太は3区(10キロ)に出場。28分39秒の区間2位に「5キロを13分45秒で入るはずが14分10秒。28分の1桁でないと話にならない」と自分を突き放していた。