<全国高校バスケット選抜優勝大会:市船橋116-78徳島市立>◇男子3回戦◇26日◇東京体育館

 市船橋(千葉)が徳島市立(徳島)に116-78で圧勝、2年ぶりにベスト8に進んだ。序盤から力の違いを見せ、攻守で主導権を奪取。最後は全員得点のおまけ付きで38点差をつけた。近藤義行コーチ(41)は「ただ点を取るのではなく、取り方を意識してプレーさせた。(明日対戦する)東海大三とはインターハイや合同合宿などを通じて、互いに知り尽くしたチーム同士。一歩も引かない肉弾戦で、体力の尽きるまで戦います」と言い放った。負けた初出場の徳島市立・竹崎邦俊コーチ(49)は「力の差を感じた。いい経験になったと思う。中での攻撃ができなかった。これからの課題。市船(市立船橋)は体がしっかりしていて、1対1でやりたいようにやらせてくれなかった」と振り返った。